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Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers (135.521 recursos)

HUSCAP (Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers) contains peer-reviewed journal articles, proceedings, educational resources and any kind of scholarly works of Hokkaido University.

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Mostrando recursos 1 - 19 de 19

  1. モデリング研究によるエアロゾル気候影響評価

    竹村, 俊彦
    大気エアロゾルは, 直接・準直接・間接効果, およびそれらの結果として起こる効果により気候変動に影響を及ぼす. エアロゾルの気候影響を評価するために, 全球エアロゾル気候モデルSPRINTARSを開発してきた. 本稿では, SPRINTARSを用いた研究を中心として, 数値モデルによるエアロゾルの気候影響評価に関連する近年の研究の動向を紹介する.

  2. 植生改変・エアロゾル複合効果がアジアの気候に及ぼす影響の評価

    須藤, 健悟; 高田, 久美子; 竹村, 俊彦; 神沢, 博; 安成, 哲三
    アジア域では, 土地利用変化などに伴う植生改変およびエアロゾルの増加が顕著であり, これらの変動は陸面過程, 大気放射, および雲・降水を変化させ, アジアモンスーンなどのアジア域気候に影響している可能性が大きい. 本研究では, 植生改変とエアロゾル変動の役割という観点から, 総合的に気候影響を検討している. 本論文では, 特に, 農地化などの土地利用変化が, 陸面, および硝酸塩や植生起源有機炭素などのエアロゾル成分の変動を通じて, どのように気候に影響するかについて, 全球化学・エアロゾル気候モデルを用いた最新の結果について紹介する.

  3. 有機化合物の分子レベル安定炭素・水素同位体比測定法の大気化学への応用

    山本, 真也; 河村, 公隆
    大気エアロゾル中の陸上高等植物バイオマーカーは, 有機物トレーサーとして, 低-中緯度域における陸起源有機物の長距離輸送の実態解明に大きく貢献してきた. しかし, 北西太平洋域など中-高緯度域に長距離輸送される陸起源有機物の起源・輸送過程の詳細を明らかにするためには, 従来の起源域指標に代わる新たな指標が必要不可欠である. 近年, 筆者らによる有機エアロゾルの同位体地球化学的研究により, 各有機分子の安定水素同位体比にその起源・輸送に関する情報が記録されていることがわかってきた. 本稿では, 最近の分子レベル安定同位体比の測定例について解説し, 都市エアロゾルへの応用例を紹介する.

  4. 三酸素同位体組成を指標に用いた大気沈着窒素 : 森林生態系間相互作用の定量的評価法

    角皆, 潤; 小松, 大祐; 代田, 里子; 中川, 書子; 野口, 泉; 張, 勁
    近年東アジア域を中心に大気中への人為的固定態窒素(NOxなど)の放出量が増大しつつあり, これがもたらすNO^[-]_[3]沈着量の増大が, 森林などの陸上生態系に与える影響について関心が集まっている. 森林生態系は, 大気から沈着するNO^[-]_[3](NO_[3]^[-]_[atm])の多くを光合成(同化)過程において吸収していると一般に考えられているが, 森林生態系は多要素からなる複雑系で不均質性が高い. さらに, 有機体窒素から再生したNO^[-]_[3](NO_[3]^[-]_[re])に関しては放出源として挙動するため, ある森林生態系の局所的観測から, 全体の吸収量を定量化したり, 森林生態系毎の吸収量の差異を評価したりすることは難しい. そこで近年, NO_[3]^[-]_[atm]だけが自然発生源で唯一0以外の値を示し, かつ一般の反応過程おいて値が変化しない, NO^[-]_[3]の三酸素同位体組成(Δ17O値)を利用する方法が提案されている[Michalski et al., 2004b; Tsunogai et al., 2010]. これは森林生態系を経由して流出した地下水中に含まれるNO^[-]_[3]のΔ17O組成が, 大気から沈着したNO^[-]_[3]と森林生態系内で生成したNO^[-]_[3]の混合比を反映していることを利用している. この新手法を用いることで, 森林生態系環境に変化・擾乱を与えず, また手間やコストを大幅に削減しながら, より信頼度の高い見積値の算出を実現出来る可能性がある. 本論文では東アジア域で初めてNO^[-]_[3]のΔ17O組成を指標に用いて, 大気から沈着した窒素と森林生態系の相互作用を評価した研究[Tsunogai et al.,2010]についてレビューし, その有用性を検証する.

  5. 大気エアロゾル中の低分子ジカルボン酸の分布と安定炭素同位体比

    河村, 公隆
    低分子ジカルボン酸の安定炭素同位体比(δ13C)の測定法について説明し, 海洋エアロゾル試料中のジカルボン酸のδ13C値の特徴とそれから得られる大気化学情報解読の可能性について解説する. 本研究では赤道域を含む外洋大気中でシュウ酸など低分子ジカルボン酸が生物起源有機物の安定炭素同位体比にくらべ極めて高いδ13C 値を示すことを見つけた. 本稿では, その結果について概説するとともに, 低分子ジカルボン酸の安定炭素同位体比を有機エアロゾルの光化学的変質(エイジング)のトレーサーとして使える可能性についても考察する.

  6. Comparison of Amazonian biomass burning and East Asian marine aerosols : Bulk organics, diacids and related compounds, water-soluble inorganic ions, stable carbon and nitrogen isotope ratios

    Kundu, Shuvashish; Kawamura, Kimitaka; Lee, Meehye; Andreae, Tracey W.; Hoffer, András; Andreae, Meinrat O.
    In this study, biomass burning and marine aerosols collected in the Amazon, Brazil and on an island south of South Korea are compared in terms of chemical characteristics and ageing by the determination of water-soluble organic carbon (WSOC), water-insoluble organic carbon (WIOC), elemental carbon (EC), diacids (C2-C11) and related compounds (ketoacids and α-dicarbonyls), stable carbon isotopic ratios (δ13C) of total carbon (TC), and nitrogen isotopic ratios (δ15N) of total nitrogen (TN). The concentration ratios of WSOC, WIOC, and EC to aerosol mass are 2-12 times higher in biomass burning aerosols than in marine aerosols. In contrast, concentration ratios of water-soluble...

  7. Contributions of isoprene, α/β-pinene and β-caryophyllene to secondary organic aerosol in tropical India

    Fu, Pingqing; Kawamura, Kimitaka; Pavuluri, Chandra M.; Chen, Jing; Swaminathan, T.
    Polar organic tracers of isoprene, α/β-pinene and β-caryophyllene photooxidation in tropical Indian aerosols (PM10) collected at Chennai were measured using gas chromatography/mass spectrometry. All the biogenic secondary organic aerosol (SOA) tracers showed diurnal variations with higher concentrations at daytime, which is in agreement with the fact that they are photochemical oxidation products of biogenic volatile organic compounds (VOCs). Total concentration ranges of the organic tracers were 18.3-107 ng m^[-3] in summer versus 2.69-66.9 ng m^[-3] in winter. Most of the SOA tracers showed higher concentrations in summer than in winter, while β-caryophyllinic acid, a tracer for β-caryophyllene, showed no seasonal...

  8. 山岳における大気化学観測, その動向と課題 : 小レビュー

    五十嵐, 康人; 直江, 寛明; 高橋, 宙; 猪股, 弥生
    大気エアロゾルおよび関連する前駆気体, 微量気体の鉛直構造や, それらの自由対流圏での挙動を知る目的で高所山岳を利用した観測研究に興味がもたれる. 我が国における研究の進展に資するため, 最近の世界の高所山岳における大気化学観測研究の動向についてごく簡単な概観を試みた. 観測ロジスティクスや維持の困難性にもかかわらず, 山岳を利用した研究の数は増えているように思われる. 多くの研究では, 気候変動に関わる大気化学の変動に興味の焦点がおかれ, 長期変動データを取得する上で, どのようにバックグラウンドデータを取得するかという観点から, 山岳に特有な気象現象による変動が扱われている. そこで, 山谷風という局地気象による大気質の変動や,「山岳ポンプ」による境界層汚染空気の自由対流圏への輸送について取り扱った研究を主に紹介した. 後者は, 人為汚染気塊を風下域へ拡散させる(長距離輸送)実質的な役割を担っている可能性もある.

  9. 大気汚染と森林

    松本, 潔; 井川, 学
    酸性沈着物の森林への沈着とその樹木への影響に関するこれまでの研究成果を概観し, 続いて著者らが行った丹沢大山における大気化学観測と, この結果をもとにこの地域への酸性沈着物の沈着状況について紹介する. あわせて, 大気圏・生物圏相互作用系の研究における, 酸性沈着物の森林への沈着に関する研究の重要性について考察する.

  10. 夏季の西部北太平洋上における海洋生物起源有機エアロゾルの粒径分布

    宮﨑, 雄三; 河村, 公隆; 澤野, 真規
    海洋生物生産の活発な時期における海洋大気エアロゾル中の有機物組成と生物起源の寄与を明らかにすることを目的として, 外洋域における有機炭素および有機態窒素の質量粒径分布測定を行った. 本稿では, その結果について解説する. 夏季の西部北太平洋での有機エアロゾルの放出源として海洋生物の影響が大きく, その組成は有機態窒素に富むことが明らかになった. 安定炭素同位体比の分析から, 本研究海域でのエアロゾル全炭素に占める海洋生物起源の割合は46-72%と見積もられた.

  11. 西部北太平洋亜寒帯海域における酸性海霧の発生要因

    植松, 光夫
    西部北太平洋亜寒帯域は霧の多発する海域である. 海霧のpHは2.8-5.5と酸性を示し, 粒径分布は陸上の霧の一山型とは異なり, 霧粒の直径は7.0μmと27.5μmにピークを持つ二山型であった. エアロゾルと海霧のイオン成分の比較から, 硝酸イオンを含む粗大粒子が, 霧によって選択的に除去される事を明らかにした. これは大気経由の人為起源窒素化合物が海霧により海洋へ供給され, 海洋生態系へ影響を与えていることを示唆する.

  12. 熱帯林からの塩化メチル放出量の推定 : 安定同位体と微気象観測によるアプローチ

    斉藤, 拓也; 横内, 陽子
    大気中に最も多量に存在するハロカーボンである塩化メチルは, オゾン層の破壊を引き起こす塩素を成層圏へ輸送するキャリアーとして重要な化合物である. 本稿では, 塩化メチルの重要な発生源である熱帯林からの放出量を明らかにするために著者らが行ってきた研究について概説する.

  13. 高分子量生物起源揮発性有機化合物(BVOC)の放出と特徴

    松永, 壮
    近年の研究により, 生物起源揮発性有機化合物(Biogenic Volatile Organic Compound, BVOC)の全球での放出量は, 人為起源のVOCに比べて10倍も多いことが分かり, BVOCはその放出量の大きさ, 反応性の高さから, 大気化学的に重要な存在として注目されている. 一方で, 高分子量のBVOCは分析上の困難性から, あまり研究が進んでこなかった. そこで本研究では, 高分子量BVOCを対象とした新規分析法を開発し, これを用いた観測を行った. その結果, アメリカの砂漠に自生する植物がC15およびC16の日焼け止め物質を大量に大気へ放出していることや, 日本のスギからC15のBVOCであるセスキテルペンが大量に放出されていることを初めて見出した.

  14. 植物によるイソプレンとモノテルペンの放出

    谷, 晃
    植物が生産し放出するイソプレンとモノテルペンの, 大気化学的重要性, 生合成経路, および放出メカニズムについて述べる. また, 日本のコナラ属の落葉樹と広葉樹が, イソプレン放出種, モノテルペン放出種, 無放出種に分けられる測定結果を紹介する.

  15. 北方森林群落における大気 : 森林動態相互作用に関する研究

    戸田, 求; 原, 登志彦
    本論で, 筆者らは北海道を含む冷温帯から亜寒帯の広範囲で見られる代表的な落葉樹林を対象に行った森林動態, CO2フラックスに関する長期観測研究および大気―植生動態モデル研究の一例を紹介する. これらの研究を通して, 森林生態系の構造や機能の変化が大気―植生間のCO2交換過程に及ぼす影響は大きいことを明記した. さらに, 今後の北方森林群落における大気―植生(森林動態)間の相互作用の解明に必要とされる研究課題について触れ, 植物の生理生態学的視点から大気―植生動態モデル開発を進めていくことが必要であるとの見解をまとめた.

  16. 地球環境と光合成の共進化

    高林, 厚史; 田中, 歩
    光合成の誕生は生命の進化に留まらず, 地球環境の形成にも重要な役割を担ってきた. また, 地球環境も光合成の進化に決定的な影響を与えてきた. 地球環境と光合成は共進化してきたが, 両者の間には矛盾も存在する. ここでは特に, 二酸化炭素と植物の応答に焦点をあて, 地球環境と光合成の関連について議論する.

  17. シベリアにおける温室効果ガスの時空間分布

    町田, 敏暢; 笹川, 基樹; 下山, 宏; Arshinov, M.; Davydov, D.; Fofonov, A.; Krasnov, O.; Fedoseev, N.; Mitin, S.; 須藤, 洋志; 勝又, 啓一; 津田, 憲次; 中澤, 高清; Maksyutov, S.
    ロシア連邦のシベリア地域において航空機とタワーを用いた観測ネットワークを展開して温室効果ガスの長期モニタリングを行った. シベリア地域の二酸化炭素濃度は季節変動の振幅が同じ緯度帯の沿岸域に比べて明らかに大きく, シベリアにおける陸上生態系の活動が盛んであることがうかがえた. シベリアのメタン濃度は同じ緯度帯の沿岸域で観測された濃度より明らかに高い上にその季節変動には冬季と夏季と年に2回の極大値が見られ, 湿地や天然ガス起源のメタン放出が大気中濃度の変動に大きく影響していることが示唆された.

  18. Aerosols over the Siberian Forest : The ZOTTO project

    Heintzenberg, Jost; Birmili, Wolfram
    At the new long-term Tall Tower monitoring facility near Zotino, Siberia (ZOTTO, 90°E, 60°N)a unique fine particle monitoring system has been set up. Through two inlets at the tower in 50 m and 300 m height aerosol particle number size distributions are measured since September 2006 in the size range of 15 to 835 nanometer dry diameter. They are representative for the aerosol over a large part of Eurasia. Up to fall 2008 the results cover a wide range of concentrations reaching from very low Arctic to suburban polluted levels. In summer there are indications of new particle formation in...

  19. はじめに

    河村, 公隆

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