Recursos de colección

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers (135.711 recursos)

HUSCAP (Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers) contains peer-reviewed journal articles, proceedings, educational resources and any kind of scholarly works of Hokkaido University.

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Mostrando recursos 1 - 10 de 10

  1. 「何を」教えるかの再吟味へ : 日本人評価研究の意義と限界

    小林, ミナ
    How do Japanese native speakers evaluate learners' Japanese performance? In this paper, I report on a preliminary research study carried out on this topic, and reexamine the working hypothesis that has been obtained. Next, I introduce the outline of a "Japanese evaluation" research project on which we have been working during the current year, and confirm the significance of this research. It is pointed out that there is a possibility that its results are not being considered though restructuring the syllabus, and that this restructuring is a pressing need in the field of Japanese language education.

  2. 中級学習者のスピーチ学習での試み : スピーチ原稿の自己訂正

    石島, 満沙子
    外国語学習において学習者が自分自身の学習を省みて、客観的にどのような状況にあるか評価し、修正を行う自己評価能力を育成していくことは学習の進展に大きく関わってくると思われる。本稿では自己訂正能力の向上を図るために実施されたスピーチ学習での試みを報告する。また、活動後に行ったアンケート調査により学習者が訂正活動に対しどのように認識しているかも探った。その結果、学習者はある程度自己訂正が可能であるが、その範囲は見付けられた誤りの訂正に限られている。訂正項目として提示した中で「段落、構成」と「い/な形容詞」については訂正可能、またはほぼ習得できている。「語彙」については学習者の気付きがなく訂正できていない。特に不適切な語彙選択が多くみられた。訂正活動に対するアンケートで学習者は「客観的に自分の日本語を見ることができる」とその有効性を認めていた。以上のことから、学習者が自己訂正できる範囲をさらに拡充できるように確実な知識を定着させること、また、学習者が意識的に自分の学習を評価できるような教室活動を強化していくことが今後の課題であろうとの示唆を得た。

  3. 「初級発音聴解」シラバス決定に向けて : 研修ABコースLLクラス実践報告

    和田, 弥恵子
    本稿は、1997年度10月期から2000年度4月期までの研修ABコース「初級発音聴解」(通称、LLクラス)に関し、まず99年度までのシラバスとその問題点、次に2000年度の新シラバスとその評価についてまとめたものである。LLクラスは、日本語の発音に関する体系的知識を獲得し、知覚と産出の両面を向上させること、及び既習文法項目を含んだ教材の聞き取りを通して聴解力を促進することを目的としている。しかし、従来のシラバスでは、特に発音に関し、日本語らしさにより大きく影響すると言われる韻律よりも単音に重点が置かれており、また文字を介した活動であったために、表記の正確性と音声の知覚の実態が一致しないという問題や、産出の訓練が反復にとどまっていたという問題等が指摘されていた。一方、聴解に関しても、個人差への対処という点での問題があった。そこで、2000年度の研修コース時間割の改編を機に、従来の課題の解決を図ったシラバスの大幅改定を行った。発音に関しては初回に発音チェックを行い、そこで明らかになった単音レベルの問題は最小限をクラスで扱い、他は母語の干渉等により共通の傾向を持つ学習者を集め、グループレッスンを行った。クラスでは主に拍と韻律を扱い、特に「自己モニター」の促進を目指した産出の練習に時間を割いた。また、聴解では宿題を定期的に課し、小テストを実施したことで、クラス活動の効率化と多様化を図った。学期終了後のコース評価では、LLクラスの各目的の達成度について、9割の学習者が肯定的に評価した。

  4. 日本語学習者のジェスチャーが母語話者による評価に与える影響

    柳町, 智治
    本稿では、学習者が談話中に使用するジェスチャーが日本語母語話者による評価にどう影響するかを調査した。学習者によるジェスチャーの使用は、ストーリーの「わかりやすさ」を増し、「熱心な語り手」としての印象を与える点で肯定的な評価につながる傾向が見られた。他方で、学習者の「日本語力」の評価との関連から見ると、ジェスチャーの使用は、学習者の口頭表現能力の不足を補完する伝達手段としてみなされる傾向があり、狭義の日本語能力という面では、母語話者からマイナスの評価を受ける傾向が見られた。このように本稿のデータでは、従来の研究が示唆しているような非言語情報の存在が一律に母語話者による評価を押し上げる結果とはならず、母語話者が学習者のジェスチャー使用を「わかりやすさ」「語り手としての印象」「日本語力」に関して、別々の恭準を用いて評価している様子が観察された。

  5. 文章産出過程における母語使用の分析 : 発話思考法を用いて

    副田, 恵理子
    本稿の目的は、日本国外で日本語を学習している上級日本語学習者が丈章を産出していく過程でどのように母語を使用しているのか、そして、その母語使用が産出された文章の質にどのような影響を与えているのかを明らかにすることにある。そのため、オーストラリアの大学に通い英語を母語とする日本語学習者4名を対象に、発話思考法を用いて文章産出過程のデータを集め、そのデータを母語使用の観点から質的に分析した。さらに、書き上げられた文章に対する評価との関係を考察した。第二言語の文章を作り上げていく中で母語を使用することは作文の質を下げる原因になると考えている教師が多いが、今回集められたデータの分析結果は、母語使用が必ずしも作文の質に悪い影響を与えないことを明らかにした。むしろ、母語で文章のプランを立てていた学生は、内容・構成の点で質の高い文章を作り上げていた。また、文法を苦手とする学生は、翻訳によって文章を作り上げ、言語使用の点でより高い評価を得ていた。こうした結果をふまえて、今後の作文指導においては、母語を使用することを否定するのではなく、より効果的に母語を使用する方法が模索、指導されるべきではないだろうか。

  6. 日本語母語話者が失礼と感じるのは学習者のどんな発話か : 「依頼」の場面における母語話者の発話と比較して

    小池, 真理
    本稿では、日本語学習者の依頼の発話行為を母語話者に評価してもらい、失礼な印象を受けるのが学習者のどのような発話行為からなっているか、さらに同じ状況での母語話者の発話行為と比較して、どのような違いがあるのかを分析することを目的とする。まず、学習者の依頼のロールプレイを母語話者に見せ、自由に印象を語ってもらった。そのコメント中から失礼な印象、不安を感じると述べられた学習者の発話を取り出し、分析した。そして同じ場面での母語話者のロールプレイから得られた発話データと比較した。分析の結果、「依頼」の場面において母語話者が失礼な印象を持ったのは、(1)終助詞「ね」の多用で、特に文節末における多用、(2)「明日時間がありますか」と突然尋ねる用件の切り出し方、(3)可能形を使った依頼表現、(4)開き手とのネゴシエーションが不足した一方的な談話展開、であった。さらに、学習者の発話行為には母語話者のものと比べて、(1)聞き手の負担に遠慮を示す発話行為の不足、(2)相手の負担の軽減を提示する発話行為の不足、(3)開き手の反応に応じたネゴシエーションの不足、が見られた。

  7. 初級学習者の漢字辞書使用について : 漢字熟語検索における問題点

    伊藤, 早苗; 鈴木, 正子
    本研究の目的は、初級日本語学習者が漢字熟語を漢字辞書で検索する際に困難となる点を明らかにすることである。調査では、初級学習者に未習漢字熟語を含む短文中の漢字語彙を漢英辞書を使用して検索する課題を課し、学習者の漢字検索過程をビデオカメラで記録した。また、そのビデオを見せながら事後インタビューを行い、ピデオカメラとテープレコーダーで記録し、資料とした。その結果、熟語検索においては接辞の認識、文脈との照合、辞書の熟語の記載法、一字単位のまとまりの認識が問題となることが明らかになった。また、単語検索においても、単漢字検索の困難点である字形と部首の認識の問題点が共通することが明らかになった。

  8. 初級日本語学習者の長短母音の認識傾向と持続時間

    中川, 道子; 二村, 年哉
    日本語学習者の漢字読みテストの誤答にみられた短音化と長音化の傾向が、学習者の聴覚的な音の長短の認識の違いに起因すると推測し、その確かな傾向を探るために2音節語の聞き取り調査を行った。その結果、長母音を短母音と聞く誤り(短母音化)には(1)前音節より後音節に起こりやすい、(2)前音節では拗音を含む長母音が短母音化しやすい、(3)前音節では平板アクセントに、後音節では頭高アクセントに起こりやすい、の傾向があった。短母音を長母音と聞く誤り(長母音化)には(1)前音節より後音節に起こりやすい、(2)「よ」音を含む音節は含まない音節より長母音化率が高い、(3)前音節ではアクセントによる差はあまりないが、後音節では頭高アクセントより平板アクセントに多い、の傾向が見られた。さらに、聞き取り調査に用いたテスト語の持続時間を測定し、前音節と後音節の持続時間の割合を調べたところ、この割合は学習者の誤聴傾向と高い関連性があった。よって前音節と後音節の持続時間の違いが母音の長短の認識のずれの一因となっていると考えられる。

  9. 変化を表す「なる」に関する一考察 : 学術論文コーパスの分析から

    池上, 素子
    本稿では、3分野の論文(フルペーパー)コーパスの分析に基づき、変化を表す「なる」が学術論文においてどのように用いられているかを考祭した。分析の結果明らかになったことは主に次の3点である。1)理科系である機械工学・農学では「なる」に前接する語が偏っているが、文科系である社会科学ではかなり分散して多様な語が用いられている。2)理科系の中の機械工学と農学でも、ナ形容詞で頻出する語、動詞の形態などの点で違いが見られる。これは、自ら働きかけて何かを作り出したり改善したりすることが主である人間制御型の機械工学と、ある現象を長期間にわたって観察することが主である現象観察型の農学との、基本的な研究姿勢の違いによると思われる。3)その一方で、3分野に共通して現れる語や句も幾つか見られる。上記1)~3)から「なる」に関して2つの可能性が示唆される。一つは、語レベル、句レベルでそれぞれの分野の研究姿勢を反映した違いがあるという事実から -文章が有機的に結びついているものである以上- 文レベル、談話レベルにおける分野毎の特徴が存在する可能性があることである。二つ目は、その一方で、全ての分野に共通して現れる語や句があることなどから、分野を超えて学術論文が共通して持つ特徴が存在する可能性があることである。

  10. 軌道に乗った留学生センター紀要の定期刊行

    長谷川, 淳

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