Recursos de colección

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers (135.711 recursos)

HUSCAP (Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers) contains peer-reviewed journal articles, proceedings, educational resources and any kind of scholarly works of Hokkaido University.

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Mostrando recursos 1 - 6 de 6

  1. 日本語学習者の漢字辞書使用ストラテジー : 初級者と上級者の事例研究

    伊藤, 早苗; 鈴木, 正子
    本研究の目的は、日本語学習者が漢字辞書使用においてどのようなストラテジーを使用しているかを明らかにすることである。調査者らは、漢字辞書使用ストラテジーを漢字学習ストラテジーの一種として定義し、特に困難点への対処のしかたに注目して、初級、及び、上級の学習者の事例を考察した。調査方法は、初級者に対して、未習の単漢字と未習の漢字熟語の検索課題を課し、上級者に対しては、未習語を多く含む文章を母国語に全訳する課題を課した。それぞれの課題実行中の検索行動をビデオで録画し、事後インタビューを録音と録画をしたものを資料とした。初級レベル内では、課題の達成度の高いものと低いものの漢字辞書使用ストラテジーの差異を分析した。また、上級学習者に使用された漢字辞書使用ストラテジーの特徴を考察した。調査の結果、漢字辞書使用において熟達度の高い初級学習者に見られたストラテジーは、漢字検索方法の正当さを判別して検索方法の変更を頻繁にする、漢字辞書使用についてメタ認知している、の2点であった。また上級者に見られた漢字辞書使用ストラテジーで特徴的であったのは、漢字の読みを手がかりにして未知の漢字語彙を検索する、電子辞書を含む多様な辞書を使いこなす、文脈と意味の照合を重視する、の3点であった。

  2. 日韓共同理工系学部留学生が使用する物理学教科書の分析 : 複合格助詞「~によって」について

    石島, 満沙子
    本研究の目的は「日韓共同理工系学部留学生事業」に基づいて受け入れた韓国留学生(以下日韓留学生)に対する専門日本語学習を効果的に進めるための学習項目を検討することである。調査では先行研究で報告されている複合格助詞の重要性を鑑み、物理学教科書の形態素解析を行い、複合格助詞(用言を核としたもの)を抽出した。出現回数が一番多かった「~によって」(その変型を含む)の用法を分析した。その結果、(1)当該物理学教科書には4項目7種類の用法が見られた。「方法・手段」の用法には論証の記述文中で演算の方法を数式の「形式」で示す用法と記述文で示す用法があった。また、「原因」の用法においては、物理的因果関係の示す「原因」と人的因果関係を示す「理由」の用法があり、さらに、物質や現象の内容・性質との依存関係を示す「依存」の用法があった。それぞれの用法では前接句や共起する動詞も意味解釈の手がかりとして重要であることが明らかになった。(2)論証の記述構造との関連については、その構造は1)問題の提示、2)前提条件の提示、3)演算および記述文による展開部、4)結果の記述の4段階から成り、それぞれの段階に現れる「~によって」の意味用法は異なっていた。このことから、複合格助詞「~によって」の用法を物理の論証の記述構造と関連させ、学習項目として取り上げることも必要であると言えよう。

  3. 変化を表す「する」 : 学術論文コーパスにおける現れ方

    池上, 素子
    筆者は池上(2000)で、変化を表す「なる」の使用実態について社会科学、工学、農学の3分野の論文コーパスを分析した。その結果、分野を超えて共通して使われる語や句がある一方、各々の研究姿勢を反映した分野による違いもあることが観察された。本稿では、「なる」との比較の観点から、対象の変化を他動詞的に表す「する」の使用実態について学術論文コーパスを分析した結果を述べる。今回は「する」に前接する語について行った。その結果明らかになったことは以下の5点である。1)全体的に「する」文の総数は「なる」文より少ない。しかし、工学のように、自ら働きかけて何かを達成することが主目的である分野においては、「なる」文の出現数との差は大きくないことから、「する」文についてもないがしろにすることなく指導する必要がある。2)しかし、「する」文の総数自体は「なる」文に比べて少ないため、授業活動においてはまず「なる」文の定着を優先させるべきである。3)しかも、全体的に見て「なる」文よりも偏った特定の語と共起して使われる傾向が見られる。特にナ形容詞の場合、共起する語の偏りが顕著である。かつ頻出語の多くが上記3分野に共通していることから、分野を問わず語の結びつきが固定化していることが窺える。4)また、前接する語が名詞の場合、変化を表す表現というよりも慣用的な定型表現に近い用いられ方が多い。5)上記3)・4)、及び(工学を除けば)ナ形容詞、名詞がイ形容詞、動詞よりも圧倒的に共起することが多いことを考えると、論文における「する」は、「なる」よりも固定化した用法が多いと考えられる。以上のことから、実際の日本語教育の授業活動においては、典型的な変化を表す「する」の説明とともに、回定化していると考えられる使い方の説明も入れることがより有益であることが示唆された。

  4. 「~たて」に関する一考察 : 「~たばかり」との比較を通して

    中村, 重穂
    本稿は、日本語のアスペクト表現「~(動詞・連用形+)たて」の意義素を國廣(1982) の意味分析の方法を用い、中村(1999)で分析した「~たばかり」との比較を通して、特にその語義的特徴と統語的特徴を分析したものである。その結果、「~たて」の意義素には、語義的特徴としては「~たばかり」と同じく<時間的直後>と、さらに<主要状態への質的転換>という二つがあることが今回の分析によって新たに明らかとなった。同時に、統語的特徴としては、「~たての[名詞]」という統語構造に於いては加工・生産活動を表す動詞が、また、「~たて+接続表現」という統語構造に於いては主体または対象の質的変化を表す動詞(句)が前接することが判明した。最後に、今後の課題として、「~たて」の前接動詞のより詳細な析出と分類及び学習者のための説明記述の改善の必要性を論じた。

  5. 迷惑受け身のプロトタイプ

    山下, 好孝
    日本語の迷惑受け身文の特徴を考察する。それにより迷惑受け身文のプロトタイプを設定する。それらの特徴は1)主文に現れる、2)人称制限がある、3)恩恵を表す「~てもらう」とペアをなす、4)受け身の行為者は「~に」で表される、5)行為性の述語である、ということが挙げられる。以上のことから迷惑受け身はモーダルな要素であると結論付け、従来のモダリティーの枠組みに疑問を投げかける。

  6. 初心忘れるべからず

    長谷川, 淳

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