Recursos de colección

Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers (135.521 recursos)

HUSCAP (Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers) contains peer-reviewed journal articles, proceedings, educational resources and any kind of scholarly works of Hokkaido University.

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Mostrando recursos 1 - 8 de 8

  1. 留学生サポート・デスク一年の軌跡

    青木, 麻衣子; 高橋, 彩
    本稿は、北海道大学留学生センターに2008年11月に設置された「留学生サポート・デスク」の一年を振り返り、その活動と実績を報告するものである。留学生サポート・デスクは、ピアサポートを実践する、留学生による留学生のための支援制度である。留学生数の急増を背景に、全学的かつ組織的な支援の提供を目的に設置された。デスクには、常時、2名の「先輩」留学生が勤務している。主な業務は、留学生からの各種問い合わせへの対応であるが、これまでに、「ブック・エクスチェンジ・ウィーク」や「こんにちはウィーク」等、様々な催しも企画・実施してきた。今後、「留学生30万人計画」の下で留学生数の増加が見込まれるなか、大学をはじめとする各教育機関では、留学生に対する効率的かつ組織的な教育支援の提供が求められている。本稿が示す留学生サポート・デスクの実践は、同様のサービス・支援の提供を考える他機関、また行政や地域コミュニティ等にとって一定の示峻を提供するものと考える。

  2. 初級語彙・文型による「耳をすませば」スクリプトの分析 : 日本語学習資源としてのアニメーション映画の可能性

    田中, 里実; 本間, 淳子
    近年、日本語学習の契機にアニメーション・マンガ・J-popなどの日本の現代文化をあげる学生が増加している。その中でもアニメーションは、映像資源としての音声・動きに加えて個性的なキャラクターがストーリーを展開させるという特徴があり、有効な日本語学習資源になりうることが複数の先行研究によって認められている。しかし、学習者からのニーズは高いものの十分に活用されているとは言い難いのが現状である。本稿では、『耳をすませば』のスクリプトを分析し、初級教材としての特徴を明らかにするため、1)現実の日常会話との対応関係、2)初級語彙・文法との対応関係、の二点について分析を行った。1)については、イ形容詞の活用形の出現率、頻出語彙とその累積頻度を例に、現実の日常会話と『耳をすませば』を比較した結果、上記はほぼ一致しており、『耳をすませば』は現実に近い言語使用のサンプルを提供する資源になる可能性が示唆されていた。2)については、『耳をすませば』の動詞の5割、イ形容詞の約6割が初級語彙で構成されていた。文法については、約何割が初級文法で構成されているかという数値を出すには至らなかった。反対に、『耳をすませば』は初級語彙の4割程度、初級文法の8割弱をカバーしており、文法は初級教科書全体にほぼ匹敵する項目数が含まれていた。以上の分析結果と考察から、アニメーション映画は初級の学習者にとっては、教科書・授業で学んだ文法項目の多くを確認することができ、視覚情報と人間関係がある場面において、日常的な語彙を学ぶ手段になりうる可能性があると考える。

  3. 論文に於ける「だ」と「である」の選択条件に関する試行的考察

    中村, 重穂
    小論は、日本語の論文に於ける「だ」と「である」の選好状況をアンケート調査によって調べた上で、その選択条件を考察したものである。調査・考察の結果、基本的に論文では「である」が用いられ、特に、段落の順序構造を示す、書き手が強調したい部分を含む、先行内容を承ける指示詞を含む述部、例示表現を含む、文末に一定の述定成分を要求する表現が先行する、「名詞1であるという名詞2」や「名詞/ナ形容詞であると動詞」の構造内、モダリティ表現の後ろという七つの特徴を持つ文では「である」が選好されることが解った。また、「だ」は、文末に現れる「だろう」、「だ」を構成要素として含む文末表現、書き手や引用文の話し手の主観性が反映されている箇所に現れることが観察された。これらによって文章表現指導の際の一定の規則は提示し得たと考えられるが、さらなる妥当性の検証と新たな条件の解明、及び"混用文体"指導の適否やその技術的可能性の追究が必要になると考えられる。

  4. 初級学習者による漢字語の意味理解のための外部リソース使用実態調査 : 電子辞書の使用法に焦点をあてて

    副田, 恵理子; 平塚, 真理
    本研究では、非漢字圏日本語学習者が日常生活場面で未知の漢字語に遭遇した際に、各種辞書やWeb翻訳サイト、辞書サイト、辞書ソフト等の外部リソースをどのように使用しているかを調査し、その成功例と失敗例を分析して、外部リソース活用のための技術と問題点を明らかにした。調査では、初級日本語学習者に、実生活に近い場面設定で、未習の漢字語の理解を必要とする課題を課し、その過程とフォローアップインタビューをビデオ録画した。そして、そのデータを今回は電子辞書使用の部分に焦点をあてて、質的に分析した。その結果、電子辞書は幅広い場面で中心的に使用されていること、電子辞書の検索活動のほとんどが手書き入力によって行われていることがわかった。また、電子辞書検索過程を詳細に分析すると、学習者の問題点として、辞書機能を適切に活用できていない、未習漢字を適切に手書き入力できていない、和語が適切に検索できていないなどの問題が明らかになった。また、日本で広く市販されている電子辞書が学習者向けものではないために、学習者にとって接辞の意味を検索し理解することが難しいなどの問題点も見られた。今後、漢字の運用能力養成の一つとして、電子辞書の適切な入力方法、検索方法を指導するとともに、様々なストラテジーを紹介することにより、より効率的な未知語への対応ができるよう指導していく必要があると思われる。

  5. 「ノダ」に見られる二つの機能

    中野, 友理
    日本語の文末形式「ノダ」の機能について、中野(2009)では、文の命題情報が話者自身の世界知識であると明示することであるとした。しかし、「ノダ」文の中には話者の世界知識ではなく、発話の直前に話者が「発見した」情報を命題として提示するものも存在する。本稿では、話者の世界知識を提示すると思われる「ノダ」と、これに当てはまらず、いわゆる「発見」用法と呼ばれる「ノダ」の関係を明らかにしようとする。考察の結果、直前に発見したことがらを提示する「ノダ」文は、会話において、聞き手がその情報を知識として保持しているかどうか、話者が想定する必要のない場合に使用される。このような発話は、聞き手への情報伝達という目的よりも、話者がある情報を取得したことを示すものとして、その会話に位置づけられる。また、この「ノダ」文が、話者の世界知識を参照した上での発話であるという点において、話者の世界知識を提示する「ノダ」文と共通点を持つ。以上の点から、「ノダ」は複数の意味機能を持つのではなく、発話に際して話者の世界知識が参照されたことを明示するという単独の意味を持つと本稿では考える。この意味が、「ノダ」が用いられる発話の会話上での位置づけや役割、その際の話者の発話意図に応じて、異なる用法として解釈されるということである。

  6. 因果関係を表す「結果」の使用実態 : 学術論文コーパスにおける用いられ方

    池上, 素子
    本稿では、日本語でレポートや論文を書かなければならない大学・大学院留学生に対する作文教育に役立てることを目的として、因果関係を表す「結果」について、三分野の学術論文コーパスの分析を通じてその用いられ方を明らかにすることを試みた。その結果、以下のことが明らかになった。1)「結果」は、おおむねどの分野でも、名詞+の/動詞(意志的・動作性)-タ形 結果 動詞(無意志的・動作性)-タ形 というパターンで現れ、契機的な因果関係を表すことが多い。2)「結果」には一回性の事態を表す語も継続性の語も前接す。 農学以外ではむしろ一回性の語の方が多い。3)分野によって以下のような違いがある。a)工学、農学では実験や調査の結果について述べる場面で用いられることが多い。そのことは「結果」に前接する語、「結果」に導かれる述語に頻出する語からも窺える。b)社会科学において、「結果」に導かれる述語に辞書形が現れる割合、および「結果」文が必然的な因果関係を表す割合が他の二分野よりも高い。c)農学において、「結果」に前援する語に継続性の語が生起する割合、および「結果」に導かれる述語に状態性の語が生起する割合が他の二分野よりも高い。

  7. 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に見られる「~てならない」「~てたまらない」「~てしかたない」「~てしようがない」の使い分け : 日本語学習者に対する指導への応用

    鄭, 惠先; 小池, 真理; 舩橋, 瑞貴
    本稿では、類義表現の「~てならない」「~てたまらない」「~てしかたない」「~てしようがない」に関して、前接語彙とジャンルという2つの観点からその使い分けを分析した。本稿で使用した『現代日本語書き言葉均衡コーパス』は、大規模かつ複合性を持つ多ジャンルコーパスであるため、近似的ではあるが現実の日本語使用を多く反映している。よって、つぎに示す本稿での分析結果は、実際の使用場面に直結する有益な情報として、日本語学習者に提供できるものと考える。1)「ならない」は動詞、中でも自発、心状を表す動詞との共起関係が強く、「たまらない」はイ形容詞、中でも希望、感情を表すイ形容詞との共起関係が強い。2)「気がしてならない」「~たくてたまらない」「気になってしかたない」など、いくつかの定型的な共起パターンが存在する。3)文字言語的要素の強いジャンルでは「しかたない」、音声言語的要素の強いジャンルでは「しようがない」の使用が目立つ。4)国会議事録のような、フォーマルさを持ち、客観性が求められる話題の場では、「ならない」の多用、「たまらない」の非用という特徴的な傾向が見られる。

  8. 常田益代(Masuyo Tokita Darling)略歴および業績


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